2008年04月27日

ホワイトカラーとブルーカラー。


今朝の新聞(地元の地方紙です)に、この野村證券のインサイダー取引事件と外国人労働者についての記事が載っていました。
今回の事件で、日本の労働力不足を補うために外国人労働者を確保することに否定的な意見が出ることを危惧する、というような内容の記事でした。

外国人が犯罪を起こし逮捕される => 外国人は危険 => 外国人を雇うな

世間の人々が安易にこう考えるってことでしょうか?

製造業の現場や農業研修で作業する外国人が多くいますが、今回の野村證券で働いていた中国人はこれとは異なるものではないかと思います。
海外取引を行う会社の場合、人手が足りないのではなく外国人だから必要なケースもあるでしょう。私の勤務する会社にも外国人はいます。中国の市場ならではのルールや特性もありますし、欧米の市場と違い国家の体制そのものが違うわけですから、その国のことを良く理解した専門家も必要なのだと思います。
問題なのは社内の管理体制や業界の罰則規定、法整備などでしょう。
外国人労働者の問題とはまったく別物だと思います。

医療の現場でも人手不足は深刻なようです。
日本では、日本の医師資格を持った人しか医師としての医療行為を行ってはいけないそうです。諸外国では、他国の医師資格でも資格を有する医師であれば医療行為は許可される国が多いそうです。日本独自の規制らしいです。
この規制を緩和したら?
外国人の医師や看護士が増えるかもしれません。
その人たちが犯罪を犯したら?
強盗なんかじゃなく、末期患者の自殺幇助とかだったら?

問題なのはその犯罪の内容とその環境や背景です。
今回の野村証券の件で、外国人労働者排斥につながるかなぁ。
つながらないと思います。

『外国人労働者』って聞いて、どんな職業を思い浮かべます?
やはり、労働者ってつくとブルーカラー、製造業などを想像します。医師や弁護士などの高度な技能や技術を持った人やビジネスマンなどのホワイトカラーは浮かんできません。

ブルーカラーの外国人が犯罪を引き起こせば、外国人労働者排斥を訴える人が出てくるでしょう。強盗や殺人など凶悪な犯罪が多いからですよね。
でも、ホワイトカラーの外国人が人を殺したら?
外国人労働者排斥にはつながらないのではないかと思います。

外国人労働者排斥って、根底にあるのは差別意識じゃないかと思います。
移民の問題も同じですよね。


posted by mikudari-han at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 証券外務員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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